Star System Scramble

スタァライトや𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖や感情置き場です

(手癖偏見妄想与太マシマシ)朗読劇エルドラド感想

 

 エルドラド良かったですね。めのフェです。スタァライトアドカレ第二幕 Day20の記事としてざっくり感想を書きます。細かい所感は例によってTwitterで垂れ流しています。*1

adventar.org

 

 

各役/キャスト感想&ゲームやその他妄想

※ 17昼現地17夜配信を観ました

※ 雨宮さん第一稿のネタバレがめちゃくちゃあります

※ 原作が~新国立版が~とか言い出しますが内容は全て幻です 遙かなるエルドラドが少女漫画原作なのは劇スで出てる情報ですが……。

※ 筆者が通貫して読んだことのある少女漫画はガラスの仮面しかないので、もうなんか大変いろいろと間違っていると思います ちなみにガラスの仮面はド名作演劇漫画なのでスタァライトされた方なら絶対に楽しめます。ぜひ。

 

サルバトーレ/天堂真矢/富田麻帆

 圧倒的カリスマを持つダークヒーローとしての説得力、素晴らしかったですね。強く賢く美しい残酷さ。特に、

「演じてもらっただけだ!私の描く筋書きを!我々は、神の舞台に立つ道化!一度きりの舞台なら、思うがままに演じるだけさ!」

のくだりの、ギラついた目を離せない満面の笑顔!スタァライト舞台のレヴューのときとかもだけど、やっぱり修羅場を楽しんでる演技をしているときの麻帆さん、特にすごすぎる!流石裏切りの富田と自称するだけはありました。裏切りの富田ということは裏切りの天堂ということでもあるので、スタァライトの劇中からもハマり役と言えましょう。 

 あと

カルメンシータが命を絶ったよ」

と伝えられたときはまだ目線は下を向いたままなのに、

「最後まで君を愛してた」

で弾かれたように前を見て、そのあと目線が泳いで下に戻る、予想外の狼狽が雄弁に伝わってきてめちゃくちゃに良かったです。どちらの台詞を受けた後も呟くのは同じ「そうか」という台詞だけどあまりにも違った……。

 空飛ぶんだよなのシーンは、劇スでもセリフがある第一幕ラストの別れのシーンの時、ロープ掴んで移動してるっぽい演出あったしあそこですかね*2。劇スの双葉、あのシーンであのハイテンションってことは複数回観劇勢で大分味わいつくしてそうだし、そもそもエルドラドの新国立版もしくは原作漫画版は、「誇りを取り戻すための復讐は果たされた、さあいざ往かん、大海原へ!」みたいな冒険海洋浪漫要素が大きめなのかもしれない、聖翔版で雨宮さん眞井さんが、裏切り要素強調の炎上演出で強めの地獄にした説。強き高校生たち……。

 

 ゲードラドのことはまだ何もわかりませんが、キービジュだけ見ると天堂サルバトーレが拝めるのはもしかしたら朗読劇だけの可能性もあります。内定してる星見サルバトーレと神楽サルバトーレだとどうなるんでしょうね。これまでに見えている微かな情報から妄想すると

  • 天堂サルバトーレ 奪われたものへの怒りと、夢への一歩を踏み出した興奮、計画が上手くいったことへの達成感(怒、楽強め)
  • 星見サルバトーレ 抑圧からの解放の歓喜と、夢に向かう高揚感、友を騙し続けた現状からの逃避もあるかも(喜強め)
  • 神楽サルバトーレ 友を裏切る罪悪感、哀しみと、それでも夢を諦められない我が儘さ(哀強め)

みたいなところを前面に出してくるのでしょうか。ちなみに喜怒哀楽の喜びと楽しみの違いなのですが、喜びは自らの内から沸き上がってくるもの、楽しみは外の刺激から与えられるものって感じみたいです。天堂サルバトーレは自らの復讐により引き起こされた状況を楽しんでそうだから喜より楽かな~って。

 

 神楽、すまないすまないと謝りながらも夢に関してはまるで一切譲らなそうだもんな。DV男(女だけど)の素質……。サルバトーレも深い友情を持っていたことと、それでも夢を目指す人間の業にフィーチャーした、湿度マシマシの号泣必至エルドラドにしてきそう。

 星見の方は、お前主役ぞやったな。劇場版の方の演技は正直空回ってる感じもありますが、それも取り入れつつの本物の演技で、改めてあのどこか空虚に浮かれてる感じ出して来る星見がいたらめちゃくちゃ良いですね。星見の解釈、なんかもう吹っ切れて「アレハンドロ、君も一緒に来い!」みたいなノリになってる感じだったらそれはそれで面白いかも。

 あとななとかもサルバトーレやらないかなぁ?愚かで眩しかったって言いながらボコボコにしてたじゃん、無知の知ソクラテス名言引用星見アレハンドロをよ〜。怒要素がめちゃくちゃ強そうですね。

九九組全員のサルバトーレの演技プランのイメージ、私の中ではこう。

考えるのめっちゃ楽しかった 見えづらいですが縦軸が喜怒、横軸が哀楽です

 こちらを使いました。

www.positioning-map.com

 

アレハンドロ/愛城華恋/小山百代

 愛城華恋〜……。見ない、聞かない、調べない、何も知らないでいた前半は劇場版、怒りを知って再起する後半は#4を想起させる、スタァライトがこれまで培ってきた二層のキャラ構造を存分に活かす配役でしたね。つまりサルバトーレに続きこちらも小山さんのスタァライト主演経験がそれはもう存分に活かされた、魂を抉られるような熱演のアレハンドロでした。特に、

「二人で一つの夢を追うなんて都合のいい夢想だったんだ。だけど、奪われて何もなくなった僕にもあったんだ。黄金のようにキラめく、僕だけの君への怒りだ!」

のところ、#4の「私、怒ってたんだ」のくだりの熱量を思い出す、最高の台詞と演技だった。

 最後のアレハンドロが3年後を語るシーンは、日記を読んでる設定のようですね。アニメ11話の7か月後と同じものを感じました。

 おそらく原作漫画の最終話の前半が後日談、後半がサルバトーレ入ってきてからの二人語りでしょう。雑誌連載版では「僕の前を進む君なら、きっと……」で終わってて単行本書き下ろしで後半が追加された説も考えましたが、流石にタイトル回収だし本誌で書いてるかと思いなおすなど*3。でもやっぱり最後のサルバトーレは唐突じゃない?どういうことなんだろうねあれ。

 

 華恋=アレハンドロはゲームでも同じ役っぽいですがどうなることやら、ビジュアルで一人だけ上掛け着けたままなのもあるし……。そしてもう一人のキャストは真矢。真矢がアレハンドロ、いや〜どうなるそれ? 空っぽの神の器ってやつ、めちゃくちゃ哀しいことになっちゃうのでは……? 後半、注がれた怒りを演じてサルバトーレを完膚なきまでに追い詰める、幽鬼のようなアレハンドロになってるのかもしれない。いやいや逆に「誇りを取り戻す」要素で執着が凄まじいアレハンドロかも? 妄想はいくらしても楽しいですね。

 この役もね、誰がやっても面白そう、香子とかいいな。ふたかお、アレハンドロ香子とサルバトーレ双葉めっちゃいい感じになりそうじゃないですか? あとやっぱりまひるアレハンドロとサルバトーレ華恋とかも見たい気持ちあるよ。

 でも、サルバトーレとアレハンドロ、どうしてもよくある公式ペアで妄想しがちなのを、今回天堂サルバトーレと華恋アレハンドロで朗読劇やって、そのペアを崩してもここまでやれるんだぞというところをしっかり魅せてもらえたの、めちゃくちゃいいことだなと思います。

 

イサベル/露崎まひる/岩田陽葵

 真っすぐで優しく、しかし裡には秘めたる想いを抱く強かな王女。露崎まひる/岩田陽葵さんにピッタリだと私も思います。ゲードラドでも同じ配役っぽいですね、しかもここだけダブルキャストじゃなさげ? まひるの芯の通った王女が必要だと判断されたのでしょうか、そうだったら良いな。でも他のキャストでも見てみたい気持ちもなくはなく、全てはゲームのシステム次第……。

 この人もかわいそう枠なんだよなぁ、追いかけたサルバトーレからは別れを告げられ、利用したアレハンドロからも生きろと言われたらさぁ……。運命を受け容れて政略結婚で嫁いで。せめてその笑顔は何もかも諦めた末の笑みではなく、運命の中で真の幸せを見つけた晴れ晴れとした笑顔でいてほしいと祈ることしかできない……。

 

 劇スのイザベラから名前変わったのは何かあるのでしょうかね? 原作からキャラ変してるとかかもしれない。というか原作だともうちょっと出番ありそうじゃない? 特に第二幕は凄いスキップされてそうですよね、アレハンドロ×イサベル×コロンブスのドタバタ出航からいきなりリヴァイアサン遭遇の行間辺りが。

 

ミゲル/西条クロディーヌ/相羽あいな

 コイツ、原作から「お前戦ったらそんな強かったの!?」キャラでしょ。ズルフィカールのコイツはヤバいわ感と対極にある、あ〜従者の人ね〜幼少期いたかも〜からの強キャラでエグいギャップにやられるやつです。相羽さんの、初登場時はアレハンドロを立てる優しい従者の印象からの、彼もキャバレロ卿の犠牲者だった……!のショック×ズルフィカールとの交渉での胆力&剣技の強さがガッチリ伝わる演技で、しっかりキャラ立ててくるの良かった。アレハンドロのこと嫌いじゃなかっただろうなぁ、彼もまた。なんもかんもキャバレロが悪いんや。

 

 ゲードラドだとななと香子の役っぽいですね。香子が従者ポジにいるの、面白いな、どんな演技になってるか楽しみ。真矢ちゃんを裏切って純那ちゃんについていけるななはウキウキになってそう(4年前に裏切られてるしな!)。

 

キャバレロ/西条クロディーヌ/相羽あいな

 で、コイツなぁ……。

 8割の元凶。コイツが男色やらなければどうとでもなった、いやマジで。スタァライトでここまでの純粋悪役はなかなかいないのではないでしょうか?奪い奪われるの法則にしても私欲で奪った尊厳が多すぎる。

 アレハンドロたちの前だと良い父親だったっぽいんだけどなぁ、まあそれはそれこれはこれか。どう考えても親が子にHMSしてるとこ見せねえし打ち明けねえよな。何の話?

 雨宮さん第一稿だと、残り2割の元凶、サルバトーレの父を追い落としたネグレッティがサルバトーレにやられた!おいサルバトーレと一緒に来てたミゲルとか船乗りなんとかしろ!→当然Noです→グエー! みたいな感じのあっけない死にざまだったので、朗読劇ではそこもスキップされてもうなんか最初から死んでましたね。

 ゲードラドもメインビジュアルにいない。まあどうしようもないしなこんなやつ載せても!

 相羽さんの、大物だけどヌルっとした感じの演技は非常に良かったですね~。

 

カルメンシータ/露崎まひる/岩田陽葵

 サルバトーレを慕うかわいいかわいいアレハンドロの妹、キャラ造形としてはシンプルながらも、だからこそまひるの、岩田さんの演技が映えること。そしてかわいそう。かわいそうはかわいいと言うけど……あっえっ死んだ……そんな……。*4*5*6(全て無い漫画の解像度低い偏見の邪推)

 まあ、アレハンドロと同じく無知の罪はあるのですかね……。あと名前にマリアって入ってるの、後付だけどサンタ・マリア号の由来の一つっぽさはある(カルメン・マリア・キャバレロ・クルスらしい)。最期はアレハンドロをドン底に落とすための舞台装置と言ってしまうとあんまりですが。でもサルバトーレとアレハンドロとカルメンシータと、3人で過ごした食卓は消して嘘でもまやかしじゃないんだ……違うんだ……確かに本物で、楽しかったはずなんだよ……。

 岩田さんの溌剌とした恋する女の子の演技は文句なしに可愛いし、それ以上に最期の現実を受け容れられず狂ってしまった笑いと嘆き、そしてそれでも自分を騙せない愛、すごく良かったですね……。

 

 ゲードラドだとクロディーヌと双葉に役が当たってそうかな? クロディーヌはいいトコのお嬢様寄り、双葉はもっとお転婆寄りのカルメンシータになりそうですね。まあ死ぬんですけど……どうして……(キャバレロが悪い!)。

 

ルイージ

 誰?と思われることNo.1の名前の人、朗読劇では一度だけ名前が出ています。サルバトーレとミゲルが出港後、武器や弾薬などを届けてくれた人です。元々はサルバトーレの父フィリベルトの協力者で、亡命を手助けするなどかなり深い関わりがあったようです。もちろんサルバトーレとも小さいころからの知己で、サルバトーレの小さい頃のあだ名を知っていたり。サルバトーレ側からも暗殺計画とかまで教えてる、真の理解者。脚本のクレジット順でこの位置なのですが、多分原作1巻から出てるキャラだからだと思う*7。セリフを一つ引用すると、

「(ニヤリ)なら、とっとと出世しな。こっちは商人、見返りのない仕事はごめんだからな」

と。かっけえ……いぶし銀有能キャラですねこれは。船強奪成功のとき「往ったか、サルバトーレ……」とか端のコマでやってくれます。そのあとアレハンドロにも物売りつけながら助言とかくれると思う。*8

 

 ゲードラドだとそもそも出てくるのか、出るとすると九九組の誰かが演じるのか、何もわからないけど楽しみなキャラ。

 

コロンブス/ジュディ・ナイトレー/飛龍つかさ

 良いキャラ。正攻法も媚びもへつらいも脅しも発破かけも悪だくみもできることは何でもして、その上にある自らの抱いた野望を絶対に捨てないみたいなキャラ造形が読み取れ、またそれが飛龍さんの演技力によって為されたすごい良いキャラだと思いました。コイツは最後に必ずやる、という説得力があった(いやまあ史実生存ネタバレはもちろんあるんですけど)。

 この劇中で数少ないコメディリリーフ担当なところもあり(普通にコイツも不幸なのにとばっちり受けてるのが笑えて救いになるなんてことあるんだ)、劇団の中でも実力ある人がやらないとピシッと締まらない難しい役どころな気がします*9

 アレハンドロを立ち直らせるところの、泣きながら笑いながら圧かけてるみたいな怪演、「わかるさ!」を被せてさらに煽っていくところ、サルバトーレとは違う形のカリスマ性の暴力って感じがして最高でしたね。

 女王の勅命という要素はあれど、サルバトーレを追っての出航のときはアレハンドロを船長として立ててあげるところも好き。後日談だとなんだかんだアレハンドロをこき使って上司部下ながらも気軽な関係でいそう、そうしていてくれ……もうそれぐらいしか救いがない……。

 ゲームの配役はジュディがそうだよね(一応ズルフィカールの可能性も無くはないけど多分コロンブスだよね)、持ってるのが直刀だし。ジュディ自身の人となりはまだまだ不明なので、そこらへんが明かされてからの見え方がどうなるか楽しみです。

 

ズルフィカール/ジュディ・ナイトレー/飛龍つかさ

 異邦の美形武人作中最強キャラなんだけどコイツ、盛りすぎで良すぎ。双玉と1vs.2でもむしろ圧してるし、ラストのミゲルとの対決はミゲルはやられたのにこっちはなんかまだまだ余裕そうだし。俺の中のビジュアルは褐色肌で口元にストール巻いてる長髪長躯の性別不明になります、お前女だったのか……!? もある可能性がある。

 「敵の敵は味方」をもっかい使うの、遙かなるエルドラド名シーン投票第6位ぐらいあるよ*10。そもそもラスト盤面ではリヴァイアサンに一緒に突っ込んできてくれてるし、目的は果たせなかったのにイサベルを見つけても「そこまで落ちぶれたわけではない」と見逃してくれる人の良さもあります、もはやかわいい。飛龍さんの演じた役、基本めちゃくちゃカッコいいのに一抹のかわいさも芽生えてくるの、なんかすごい良いなと思います。あと朗読劇だと「良き旅を」を最初に言うのもコイツだし、いいところ持ってくな〜。

 ところでズルフィカールについて調べたのですが、先端が二股に分かれた曲刀らしいです、へえ~二股に分かれてるんだ~……。やっぱコイツ女性ってことにしません? 最後のアレハンドロがグラナダへの攻撃が始まるのを語るシーンにも深みが出るよ。

 

 ゲードラドはどうなんかな~ビジュアルには無さそうですが、めちゃくちゃ良いキャラだと思うから九九組の誰かやってほしい。

 

その他水夫、子供たちなど

 一番印象深かったのは17昼アフトでの飛龍さんの水夫の役語りですね。人間の人生の中のハイライトみたいな話がスラスラと出て来て「あれだけの役でもしっかり作り込んでられるんだやっぱり……プロだ……」と感動しました。あとはやっぱり岩田さんの高笑い、良いよね、今回のは子供役バージョン。

 

ぼくの観てみたい幻覚九九組エルドラドのコーナー

サルバトーレ:華恋

アレハンドロ:なな

イサベル:ひかり

ミゲル:真矢

キャバレロ香子

カルメンシータ:純那

ルイージ双葉

コロンブスまひる

ズルフィカール:クロディーヌ

(ごめん、ジュディ)

 

 シンプルに華恋ちゃんに裏切られるななとか、ひかりちゃんのお世話をしていたのに華恋ちゃんに会いに行くのに利用されるななとか、華恋が往ってしまったせいで純那ちゃんが逝ってしまってドン底に落ちるななとか、最強の従者が敵に回るななとか、そういう感じになっております*11。大場なな、お前ならやれる、魅せてくれ。

 華恋サルバトーレ、今のところ華恋の内定無し役だとやっぱり見たいよNo.1。なんだかんだ彼女も舞台少女で、勝手に飛び入って散々荒らして結末改変までしてズンズン進んでく、とんでも女なので……。

 ミゲル×ズルフィカールで真矢クロも搭載してたり。ルイージ双葉は出席番号1番2番でいろいろ計画してるのが見たかった。あと華恋と真矢をこき使う(婉曲)香子も見たかった。

 そして最後はななまひです。コロンブスまひるちゃん、ジュディコロンブスとは全然違う、支えてあげたい魅力で部下が大勢付いてそう。アレハンドロななだとコロンブス純那も凄く良いななのですが、やはり純那ちゃんの演じるキャラが死んだときのななの演技を見たい気持ちがね~*12

 

シナリオ全般について

 これはTwitterでも言ってましたが、女神たちの神話であり、塔を登る過程においても精神的な比喩が大きめであり、最後は人知を超えたシステムじみた不条理で幕を閉じる、やや浮世離れした趣のある戯曲スタァライト*13に比べ、徹底的にドロドロでぐちゃぐちゃな「人間」の話をしていたなぁと感じました。本人たちに罪は無くても血の呪い、人間の身勝手な欲望によって罰のみが降り注ぎ、それが新たな罪を生み……という復讐の連鎖の要素も強かった。

「……それでいい。奪い、奪われ、奪い合う……。それが人間だ!」

「……っ!サルバトーレェエ!!」

のところが一番好きです。

 

 個人的には戯曲スタァライトの無常観、どうしようもない不条理の悲劇感が好みかなぁと初見思いました。エルドラドはキャバレロを……なんとかすれば……なんとかできそうだろ!というのが。だがしかし、それができなかった、過去には戻れずすれ違ってしまうからこその人間の世界の悲劇なのでしょう。

 いやでもそれにしても、塔から降りた女神たちに降りかかる最初の試練がいきなりドロッドロの悲劇なの、雨宮さんアクセルベタ踏みしすぎ*14

 

 なんか急に書くこと思いつかなくなったので終わりです!ゲーム楽しみすぎる!1/6に発売日発表の機運が結構ありそうなので備えていきましょう!以上です!

*1:18に出す予定でしたが全然間に合わなかったので20にずらしました。許して

*2:16のアフトでは答え合わせあったみたいですね、多分合ってるはず

*3:全て存在しない話をしています

*4:原作連載時はサルバトーレとの交流とそれに伴う破滅フラグ丁寧に立てられてそ〜

*5:特にイサベルのサルバトーレへの想い出てきてからはダメみたいですね……になってそ〜

*6:サルバトーレいなくなって廃人化とかかな?と思ったらガッツリ死んじゃってマジか……ってなってそ〜

*7:幻覚

*8:例によって幻覚

*9:大分適当言ってます

*10:なぜ6位なのかというと、流石にラストとか別れのシーンとかアレハンドロが怒りを燃やすシーンなどなどがもっと上にあるやろな……と思うから

*11:これ、どうしてもいじめ抜きたい舞台少女をアレハンドロに投入!状態になるな……

*12:ななは悲劇嫌いそうですけどね……

*13:とはいってもこっちは全貌明かされてないので想像で語ってますが

*14:1年の戯曲スタァライトとかこれとか、雨宮さんは悲劇が得意説を提唱してます