- まえがき
- 本編:アタシ、再回答
- Q1.推しモブを教えてください!
- Q2.つい真似したくなるシーンはどこですか?
- Q3.どのシーンが一番刺さったか、ひとこと理由を添えて!
- Q4.皆殺しのレヴューで、ななの刀が「やっと来た」と遅刻していたのはなぜ?
- Q5.ドーナツ屋のシーンに登場する華恋の中学の同級生たちはどうして登場した?(「役」としての役割・意図は?)
- Q6.最後のセリフで、華恋とひかりのあいだに漂っていた青いキラキラってなに?
- Q7.上掛けを空に向かって投げるシーンに込められた意味をひとことでお答えください。
- Q8.トマトって結局何だった? ひとことでお答えください。
- Q9.EDで星見純那が食べていたおにぎりの具は何だと思いますか?
- Q10.劇場版スタァライトのセリフで(LINE)スタンプにしてほしいものは?
- Q11.劇スで一番好きなセリフは?
- Q12.あなたのスタァライトはどこから?
- Q13.劇スを観てから、日常生活に影響したことはありますか?
- Q14.初見で最初に涙したのはどのシーン?
- Q.15 初めて劇スを観終わった後の率直な感想は?
まえがき
こんにちは。twitterではめのフェと名乗らせていただいているものです。
少し前ですが、2021/06/04の劇場版スタァライト公開から2周年、おめでとうございます。またこちらは私事ですが、2023/06/18を持ちまして私が劇場版スタァライトを初めて観てからも2年の時が経過しました。これまでに映画館で観た回数は計50回。色々なことがありましたが本当にあっという間で、濃密で充実した時間でした。それはさておき。
追記:2023/9/18
気づいたら書き始めて3ヵ月が過ぎてた。九九組の日、良かったですね。スタァライト九九組、一生一緒にわちゃわちゃしててくれや……。
(開き直っている)
7月頭から仕事が忙しくなったり、8月頭コロナになってマサラ上映のチャンスを逃してしまったり、9月の様々な新規情報に狂喜乱舞してるうちに、夏が終わってました。twitterも突然Xになってるし。夏が始まる前に書き始めたのに……ねえ。
主にエルドラド周りの動きがすごいあったのですがまだ確定的な劇中の新情報は出てない大丈夫、とにかく朗読劇出るまでには全部書き終えます!
あと、書いてるうちにめちゃくちゃ長くなってたので、Part分割することにしました。
--追記終わり--
こちらの記事は、自分も末席にて参加させていただいた、劇スに関するいろんな視点や考察が見たい!という思惑の元、主催のさぼてんぐさんをはじめとする119名の舞台創造科の方々が集まった、トンでもないボリュームの同人誌「劇ス卒論合同」の一企画として実施された「舞台創造科アンケート」の内容に、2年経った今再回答してみることで、自分の劇スへの向き合い方や考察内容がどう変化したかを客観的に見てみよう!というものです。
(アンケート内容の二次利用に関しては主催の許可取得済になります)
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ちなみに劇ス卒論合同の内容の一部は、2023/06/04からnoteで連載中です。
「わかります」と共感できる内容から「こんな劇ス、知らない」な専門的な内容まで、それぞれの執筆者が持ちうる思考・知識・経験・感動などなどからなる、本当に幅広い考察や感想を読むことができます。お時間あればぜひ!
ちなみに今年の12月まで連載は続くようです!改めてすごいボリューム!
またメロンブックス様での委託も引き続き行っておられるようです!ネット上に掲載されないものも読みたい!物理本が欲しい!という方はお買い求めください!
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本編:アタシ、再回答
それでは早速本題に。
舞台創造科アンケートは、2022年3月にgoogle docsで実施された、劇場版スタァライトの描写や内容に関してのアンケート企画になります。一般公開されていたため、卒論合同に参加しておられた方以外の回答もあります。
基本的に記述式回答であり、それらをまとめた集計結果の方は卒論合同本誌に載せられています。この記事は後ほど送られてきた全回答集を見て作成しております。
(いくつか覚えてるのもありますが)自分の当時の回答は見ずに全てのアンケート内容に再回答した後、当時のものと比較したり他の方の回答に「なるほど~」「わかります」と感想言っていく感じで進めます!なお自分以外の回答は全て匿名で載せさせていただきます。
Q1.推しモブを教えてください!
現在のA.
華恋の同級生の眼鏡の男の子。自分の中ではもはやモブではなく、愛憎にも近い感情を抱いている。キリンを除いて一番「我々」に近いのが彼だと思います。
- twitterで定期的に彼についての長文を書くことがあります。
当時のA.
101期生の一番右側の子 ずっと笑顔なので多分強い
- あーそうだった、ロングツインテの。あの娘もかわいいですよね。でも観返してみたら別にずっと笑顔ってわけでもなかったりした。
皆のA.
- 「(前半の)星見純那」
笑った。キレッキレすぎる。 - 「13-14分くらいで華恋がしがみついている幼稚園の先生。あの時点の華恋がしがみついて大丈夫な人と認識しているうえ、ほら華恋ちゃんも…と促しはするものの強く引き剥がしたりはしない絶妙な優しさが推せます。」
いい着眼点~。 - 「教室では華恋の前の席、決起集会で真矢と台本セッションをしている紫のウェーブ髪の子。きっと彼女が剣崎眞子じゃないかと思っています。」
私もそうかもなそうだったらいいな~と思います(剣崎眞子さんは6話で香子の代わりに女神役に選ばれてた娘) - 「中学時代の華恋の友達。終盤のロケット点火シーンの友人達の視線の方向をよく見ると、三角関係のようにも取れるところが、妙にリアリティがあって好きです」
そこ注目したことなくて今静止画で見てるんですが、なるほど言われてみると目線が交錯している。
あと6人中、眼鏡男子と「志望校まだ決めてないのに~」のよく喋る女の子の2人はしっかりとこちらを見ているの、この二人が一番華恋のことを見ていたってことなんでしょうか。やっぱりまだまだ新たな発見がありますね……。
Q2.つい真似したくなるシーンはどこですか?
現在のA.
真似したくてやってるわけではないですが、冒頭の「まにまにまにまに、間に合わない~!」はマジでやってる、電車とか映画とか時間ギリギリになってるときに走りながら言ってる。今のところガチで間に合わなかったことはないのが幸いです。
あと趣旨とはちょっと異なりますが「やっと来た」はセリフだけめちゃくちゃ使う、主にtwitterで待ちわびた荷物が来たときに。
当時のA.
ねじ曲げるのか、舞台の理を!(つい改変して使いたくなる)
- いや、言うほどというか全然使ってないです、1年前の自分大噓吐きかも。すまん真矢。
皆のA.
- 「「あ〜〜〜〜〜こわいな〜〜〜〜〜」(ねむいな〜〜〜、さむいな〜〜〜、かえりたいな〜〜〜、つらいな〜〜〜などに変換することが多い)」
あるあるすぎる。 - 「「最後のセリフ」前の、足元から射出された剣を掴んで構える華恋ちゃん(雨降った時足元からあんな感じで傘が射出されてほしい)」
カッコいいよねあれ。傘忘れたときも出てきてくれるならめちゃくちゃ便利そう。 - 「皆殺しのレヴューの足トントン」
見た感じ圧倒的に多かったやつ。確かにwsb聞いてる時したい気持ちはわかるが、私は裏拍2/4トントンではなく表拍4/4でノってしまうのでやらない派。(伝われ)
Q3.どのシーンが一番刺さったか、ひとこと理由を添えて!
現在のA.
一番、一番難しい。「このシーンのために劇スに来ている」のは、「アタシ、再生産」の看板がいくつも開いて華恋が復活するシーンと、「ワイルドスクリーンバロック 終幕」のテロップが出てポジションゼロが一気に噴き出すシーンなので、どちらかです。理由は「気持ちいいから」。突き詰めるとこれだけしか言えない。
当時のA.
最後のセリフ口上シーンの神楽ひかりの「眼」のカットイン 純粋に一番ぐっときたので
- そうですこっちもあるんですよ……2つですらレギュレーション違反なのに3つも挙げるとどう考えても喋りすぎなので上には書きませんでしたが。劇場版スタァライト、一番輝くシーンが多すぎ!
皆のA.
- 「「私も、ひかりに負けたくない」(Bloosom Brightも胸に刺さってるし。ジョークです)」
確かに!古川監督そういうのめっちゃ好きそう~~。12話で贖罪と食材をかけてるの、劇場版を経るとことさらにめちゃくちゃ真面目な話なんだけど、やっぱり面白いと思っています。 - 「競演のレヴューで露崎まひるが神楽ひかりにメダルを掛け髪をかき上げる場面。動作の流れとしての必然性、髪がばさっと広がることでひかりの解放感を表現する心理の演出、なびくロングヘアがシネスコ画角にバチっとハマった強い画面構成、そしてまひかりの尊みが一体となった、全てに意味のある理想的なアニメーションだから。」
あそこ、本当に良いですよね。こうやって分析されると良さがさらにわかる。 - 「皆殺しのレヴュー。どういうやり方で何をしてくるか全くわからないワクワクに、ここまでするかという超絶気持ちよくちょっと舞台版っぽさもあるアレを見せられて、格好よすぎて笑ってしまった。」
個人的に、横からの視点に固定されてななが6人の攻撃を捌くシーン、舞台の定点映像っぽさもありめちゃ好きです。
皆殺し、あまりにも情報が詰め込まれ過ぎていて完全に「舞台に置いていかれている」気持ちになれる。そしてその感情が作中とリンクするようになっていて、ただただすごい。 - 「愛城かれんと神楽ひかりの、電飾看板。あぁそうか、これはさよなら公演なんだな、と腑に落ちたので。」
宝塚の方には、トップスターが退団するときにサヨナラショーをするという伝統があるそうで。自分は全然スタァライトのことを劇場版まで知りませんでしたし、現実の方で人や舞台をしっかり追いかけてもいないので1/100もわかってないかもしれませんが、その卒業を見届けられたらそれはもう本当に寂しくて同時に愛おしく嬉しいんだろうなと思います。
Q4.皆殺しのレヴューで、ななの刀が「やっと来た」と遅刻していたのはなぜ?
現在のA.
腑抜けたことを言う純那ちゃんと純那ちゃんの肩に腕を回すクロディーヌにキレたななが、予定よりちょっと早くレヴューを始めてしまったからだと思います!
当時のA.
腑抜けたことを言う純那ちゃんにキレて衝動的に予定より早くwsbを始めてしまい、華恋を送り出すななと皆殺しを行うななに分離して動いていたから
- まあだいたいおんなじ。なな予定より早めにレヴュー始めた説、皆殺しをするなな(短刀)と華恋を送り出すなな(長刀)で分かれてた説、両方他の方も結構言ってられますね。
皆のA.
- 「このシーンではトンネルが3つあるんですが、ななの刀を届けに来た列車は2つ目のトンネルから出てきています。3つのトンネルがTVアニメ、ロロロ、劇場版スタァライトそれぞれの世界線を表したものだとすると、ななの刀はロロロで再演してからやってきたのではないかと思っています。」
面白い~~なるほど!大場ななの「再演」についてはかなり入り組んでて、どの範囲を繰り返しているのかの解釈も人それぞれだと思いますが、画面上の要素からの推測が面白いと思ったので取り上げさせていただきました。 - 「ワイルドスクリーンバロックはわがままな観客が望んだ舞台の続きの舞台のため、観客から観てやや唐突に始まった感のある皆殺しのレヴューは舞台セットがすぐに本気を出させずに観客が段階を追って盛り上がるように作られたため。」
- 「遅れて武器が揃った方がかっこいいから」
- 「遅刻というよりは、ここで満を持してフルスペックの大場なな登場、という大場なななりの演出なようにも思います。」
それは確かに。1本でここまでやるの!?→2本揃っちゃった……、皆殺しの絶望ポイントです。
Q5.ドーナツ屋のシーンに登場する華恋の中学の同級生たちはどうして登場した?(「役」としての役割・意図は?)
A.
「愛城華恋を人間にする」という監督の言葉通り。(一般的な意味での)舞台に立っていないときの、我々と同じ普通の学校生活における愛城華恋の姿を描くための配置だと思います。
当時のA.
広義で舞台に立っていないときの華恋について見せ、周りから見た華恋と実際の心理について語らせる
- うんまあそう、これはだいたい考えてること同じですね。
皆のA.
- 「アニメにおいて、ご飯を食べるシーンは非日常的な表現をする時その対比や、日常の象徴、登場人物への親近感を持たせたりの意味をよく果たします。(ジブリかなんかので読んだ)かれんがある意味で、普通の中学生の日常の1面(ひかりがいない)を持っていたこと、この後にくるレヴューを盛り上げる波に対して、緩急を付ける日常としての役割があったんだと思います。」
「飲食店」という要素に注目するの、面白いと思いました。華恋自身には直接的にドーナツを食べている描写が無いのも含めて(もう食べ終わってたんでしょうけどね)。
スタァライトでの飲食の描写、かなりしっかり考えて作られてると思っているのですが、もしかしてそういうのに着目してる論文もあったりします?(すみません全部読めてなくて。)
- 「華恋もまっとうな人間の生活に片足を突っ込んでいたんだ ということを表しつつ、彼女は決してそちら側には存在していないという表現だと思います。スマホに変えたトークをしている時と「あっ、3時!」以降のトーンも違うような気がします。」
あそこで明確に「切り替わる」の良いと言っていいのかわかりませんが、良いですよね。Twitterで「入れ替わりで他の娘が来ちゃうから、あそこに華恋の席はもう戻ってもないんだ」というツイートを見て、なるほどと思った記憶もあります。
- 「終わりのない円形をしたドーナツを食べ、甘いオレンジジュースを飲む「おやつの時間」を過ごす同級生と別れ、レッスンのために途中で席を立つ描写をしている。 「舞台のプロ」の会話は、聖翔を卒業した後どうするのか問いかけている。 「新しいスマホにみんなが入れているものを入れたら?」と言われたのは、役作りとしてもう一度自分の人生を再生産しても、舞台を最初に入れて、その次に神楽ひかりを入れるということをさせたかったのではないか。 眼鏡の子は、舞台に立つ愛城華恋も完璧な存在なのではないとしめす役。 「みんな奥ね」は「みんな置くね」とかけていて、普通の女の子の楽しみを置いて捨ててきたこと表している。 「雨、気を付けてね」はこれから血の雨を浴びること、トマトの破裂、舞台少女の死を一度迎えることを示唆している。」
これが正解かはそれぞれの心の中で決めることとして、これすごい~~~となりました、いろいろ掛けようと思えば掛けられるんだなぁ。特に「皆が入れてるの、検索してみ?」の解釈の仕方面白いです。
あと余談なんですが、ちょくちょく「ハンバーガー屋」「ファストフード屋」では?と書いてられる方いて面白かった、確かに内装はちょっとそう見えるが!めちゃくちゃドーナツのポスターあるし、ドーナツ食べてるよ!なんなら店名「MY-DOUNTS」までわかってますから!!
でもまあ二桁以上見てますのでどんなシーンがあるかはだいたい全てわかります!が多数派になりそうな周りがおかしいといえばそれは、そう。
Q6.最後のセリフで、華恋とひかりのあいだに漂っていた青いキラキラってなに?
現在のA.
「華恋とのスタァライトの運命」から解き放たれた神楽ひかりのキラめき。神楽ひかりが一人として舞台に立ったときのキラめきを、愛城華恋はあのとき初めて浴びたのです。
当時のA.
「神楽ひかりが主役のスタァライトのキラめき」 赤い二つ星が青い二つ星になっているため
- これねえ、この辺について一応論文書いてたんですけど、アンケートだと何言ってんだコイツって感じの回答になってる。いや本文の方も今読むと割とそんな感じだったんですけど……。でも言いたいこと自体はあんまり変わってないです。あの瞬間の神楽ひかりが、「たった一人のスタァ」「主役」であると考えています。
皆のA.
- 「「ひかりと一緒に舞台に立つ」ではなく「舞台でひかりと対峙」して初めて華恋の目に映るようになった神楽ひかりのキラめき。」
「ひかりの “1人で, スタァに” なれるだけのキラめき」
それ、そういうことです、言いたいの。 - 「ひかりのキラメキ。鉱物っぽいのは見た目で「きれい」と触ると痛そうなもの(=華恋の言う「こわい」)を両立してるから。」
「あの形状、頑丈さと質量も同時に表してる気がしますね。石を殴ると怪我するよね的な。」
本編5話のまひるの見ているキラめきに言及していた回答もいくつかありましたが、それとは全然形が違って、より「宝石」そのもののようですよね、ひかりのキラキラ。(そもそもそれぞれが放つ/見えるキラめきの形は違うという解釈もできますが。)
急に劇ス語りをさせていただきますが、あそこのシーンの華恋の目元が映るカット、まるで子供みたいな目をしてて、本当に心にくる良いかっとだと毎回思います。5歳で初めて浴びた舞台スタァライトの衝撃を、あの時あの瞬間愛城華恋は再び浴びたんだなぁ、と思っている。
Q7.上掛けを空に向かって投げるシーンに込められた意味をひとことでお答えください。
現在のA.
卒業(〝スタァライトという業〟の卒わり)
余談:卒業について調べていたらちょっと面白い話がありました。なんでも「graduation」とは違う卒業という意味の英単語「commencement」には「新しい旅立ち」というニュアンスが認められるそうで。劇スで訳すならこっちですね、きっと。
当時のA.
舞台「レヴュースタァライト」の役を演じることの終焉
- えーいまどろこっしいですね、素直に卒業と書いとけ。言ってることは同じですが。
皆のA.
- 「卒業? 洋画なんかだと卒業式のあと学位帽(四角い黒いやつ)を投げるシーンがあるんですが、それかなと思いました。 あとは「上掛けを落とされたら負け」ですが、「飛んでいって落ちてこない」だと勝敗はどうなるんでしょうか?そういう小さい世界の細かいルールから抜け出したことからも、やっぱり『卒業』だろうなと思います。」
この上掛けの解釈、めっちゃいいですね~~~。好きです。他にも上掛けについて書いてらっしゃった方結構おられたのですが、特に着眼点が面白いと思ったので抜粋。
Q8.トマトって結局何だった? ひとことでお答えください。
現在のA.
次の舞台に立つ覚悟
当時のA.
舞台に立つモチベーション(「食べる」ことはその再認識)
- ちょっと中身変わってるっちゃ変わってますね。両方あると思う。
皆のA.
- 「ポジションゼロの造形が3文字全部に入ってる野菜」
なるほど確かに!トマトで、横向き斜め向き横向きで入ってますね。 - 「観客から与えられる燃料(色んな野菜)に対して他の舞台少女から奪う燃料がトマト」
奪い合う覚悟、という感じですかね。確かにキリンはいろんな野菜でできてたけど、燃え落ちて最後に残るのはトマトなんですよね。良い解釈。
Q9.EDで星見純那が食べていたおにぎりの具は何だと思いますか?
現在のA.
めんたいこ、さとひなさんが好きな具なので。
当時のA.
めんたいこ
- ちなみに純那ちゃんの好物は肉じゃがとしいたけらしいです。めんたいこ書いてる人意外と少なくてビックリしてる。
皆のA.
- 「アポ無しで泊まりにきた愛城華恋が置いていった梅干しという説が有力です。戯曲スタァライトにもそう書かれている。」
- 「験担ぎとかしそうなので、うめぼし(星をかけて)。」
- 「主役を喰らうので華恋の好物である梅干しだと思います。」
梅干し派が一番多かったです。理由が書いてある中で面白かったのを抜粋。確かに梅〝星〟だ……。
Q10.劇場版スタァライトのセリフで(LINE)スタンプにしてほしいものは?
現在のA.
「まにまにまにまに間に合わない!」。Q2でも言ってるけどこれはほんとに使いやすい。
当時のA.
ガキのわがままには勝てんわ
- 最近スタリラ内で劇ススタンプ実装されましたね、LINEでもやってくれんかねえ。
皆のA.
- 割愛!(基本劇中セリフだし、Q2と被るし)
Q11.劇スで一番好きなセリフは?
現在のA.
神楽ひかりの「今の私が一番わがまま!」。これは前もそう答えたはず。舞台少女とは何か、を非常に端的に示している口上だと思っています。観客がわがままで欲張りであるなら、舞台少女だってもっとそうなのだと。
当時のA.
「今の私が一番わがまま」舞台少女のエゴ、誰よりも強く輝き誰よりも舞台を支配するということを端的に現したセリフなので
- 素晴らしい、思想が変わっていない。神楽ひかりの在り方、大好きです。どこまでも自由にキラめけ。
皆のA.
- 「まぶしいからきっと見えないんだ私たちの行き先」 セリフじゃないじゃん。でも思いついてしまったからにはこれ以外選べなくて……。
わかります🦒。 - キリンの「あぁ、私にも与えられた役があったのですね。舞台に火を灯す、その役が。」というセリフですかね。ツダケンさんの演技もすごく良くて、そこも含めて本当に好きなセリフです。
わかります🦒。
他もわかりますしか言えない、全部わかる。全てが必要な、最高の台詞ですよね。
Q12.あなたのスタァライトはどこから?
現在のA.
劇場版前の無料配信から。実は見る前アサルトリリィとごっちゃになってたので、そっちにハマっていた世界線もあったのかもしれない。
- アニメは見ました。武器がデカくてカッコいい。スタァライトはリアル寄りですからね。
当時のA.
劇場版公開時にやっていた無料配信を見た後、2週間後のネタバレ解禁報告を聞きその日のうちに観劇しました
- これはまあ、変わりようがないですね。
皆のA.
やっぱりTVアニメと劇スが多く、後はピングドラムとかウテナとかシンフォギアとかがいたり。舞台からの方もちょっとだけおられるのが広いコンテンツですね。
Q13.劇スを観てから、日常生活に影響したことはありますか?
現在のA.
通勤経路にミュージカルスクールがあるのですが、その前を通るとき「頑張れ!」と心の中で唱えるようになりました。これは絶対にスタァライトに出会ってなかったら起こっていない出来事。
当時のA.
影響しかないですが、一番大きなものはスタァライトをやっている映画館に定期的に通うようになったことだと思います
- うーん、現在のAの方が面白いですねこれは。ある程度予想される当たり前のことを書いてもつまらない。別に面白さを競っているわけではないけど!
皆のA.
- 「キ○マシトラスに入社しました。」
ご活躍を期待しております!すごい。 - 「元々、大学で日本文学を学ぶ方向で進路を考えていたけど劇スを6月に観てやっぱり舞台に魅せられてしまい日本文学メインだけど演劇の勉強もできる大学への進学を決めたこと。(10月にちゃんと合格しました!)」
こういう劇スに背中を押されて人生が進んだ話を聞くたびに、ほんとうに良い映画だなと思います。 - 「劇スを解釈する教養が足りないので、舞台のことを客観的に深く学びたくなり、放送大学に願書を出しました。 舞台芸術の講義を受けようかなと。」
スタァライトをより深く理解するための学びに繋がってる方もおられる、カッコいい。
そしてやっぱり、🍅、🚊、🎬館についての回答は多めでした。スタァライトが日常に根付いていく。
Q14.初見で最初に涙したのはどのシーン?
現在のA.
露崎まひるさんの「走れ、神楽ひかり!」です。露崎まひるさんは、最高の舞台少女です。
当時のA.
初見は圧倒されすぎて泣けませんでした 初めて泣けたのは3回目の、「走れ、神楽ひかり」
- これも変わらない系質問なので特にいうことはないですが、露崎まひるさんは最高の舞台少女です(2回目)
皆のA.
(自分もですけど)初見では情報量が多すぎて泣いてる暇なかったと書かれてる方が結構かなり。ですよねぇ。
Q.15 初めて劇スを観終わった後の率直な感想は?
現在のA.
今俺は何を見た?
当時のA.
自分は今何を見た?
- 変わらん。初見はほんとになにも持ち帰れてなかった。
皆のA.
- 「5時間経ったと思ったけど2時間だった」
これは自分も初見で思いましたね……。「劇場版レヴュースタァライトの感想。劇場版レヴュースタァライトに含まれるレヴューは、映画6本分です」もだし、見た当日「最低3時間はやってただろ 多分5時間ぐらいやってた」とかもツイートしてる。本当に異様な情報量を思いっきり叩きつけられる映画。 - 「2徹して働いて仕事を無理やり終わらせて観に行ったので「疲れた」が率直な感想でした。凄すぎて感情の受容許容値を超えていたのだと思います。」
お疲れさまでした……劇ス、普通に見るのにも大分体力いるのに、初見で2徹で行くと、そりゃそうなる。 - 「テレビアニメを見たとき「よく分からなかった」という感想しかなくて、劇場版を観終えてもよく分からなくて、やっぱり自分はこの作品の視聴者にはなれなかったんだな、と思った」
- 「初見時は正直最後のレヴューの展開が少し唐突に感じられたので、スタァライトに置いてかれちゃったなあ…と思いました。」
こういう方もアンケに参加してくださってるの、それ自体が面白いことですね。そして、「わからなかった」もその時その瞬間自分が感じたものとして肯定してくれるのがスタァライトの、古川監督の素晴らしいところだと思っています。
キリが良いのでいったんここで区切ります。次はすぐに出したい出します。それはともかく明日は九九組メンバー出演の舞台を観に行くぞ!楽しみです!