Star System Scramble

スタァライトや𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖や感情置き場です

世界で一番真剣に劇場版スタァライトのメガネくんについて考えてみた(かった)

 こんにちは。めのフェと申します。

 今回は、愛城華恋の中学生時代に登場する〝あの〟メガネくんについて、考えていきたいと思います。ちなみにMemory of Revueにて「C太郎」という仮称が付きました。(ついでに、真ん中の男子がA太郎、逆端の男子がB太郎、C太郎の前の女子がA子、B太郎の前の女子がC子とされているため、今後はその表記で書きます。)

例のシーン
(劇場版少女☆歌劇 レヴュースタァライトより/©Project Revue Starlight)

 

 まずは彼の基本情報からまとめましょう。

 とはいってもまとめられるほどの情報もなく、わかるのは男性、眼鏡をしているので目が悪い、髪は茶色、華恋と同じ私立明郁学苑中学校出身、さらに同じ修学旅行の班に入っている、ということぐらいです。あとMemory of Revueで設定画が出ました。(すみません直撮りなのでちょっと歪んで&ぼやけてます。)華恋より少し背は高いです。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 劇場版コンテ&設定集 Memory of Revueより (©Project Revue Starlight)

 

 次に彼の登場シーンについて見ていきます。

 初登場は愛城華恋の3年前、中学生時代。ファストフード店でボックス席の一番奥に座っています。というかこのシーンなんですが、男子女子で男子がボックス側取るのってなんかこう、逆じゃね?と思ったり。今回はたまたま華恋と4人目の女子が入れ替わりになったから良かったものの、そうならなかったらどうするつもりだったんでしょう。椅子側は3席しかないんですからそこに男子が座り、ボックス側に女子が(いざというときは)詰めるのが定石ではないでしょうか。男子全員もっとちゃんと気を使った方が良いです。

 A太郎と顔を見合わせており、「カバン、何で行く?」という問いに

「うーん、いつもの」

と答えています。また、その後の「8はさぁ、雨だったら最悪だよな」という問いに対しても

「うーん、最悪だね」

と返しています。うーんから返すあまり良くない癖が見て取れます。社会人なら指導が入っていることでしょう。中学生の仲間内なので寛大に見ます。

 続けて、A太郎がB太郎に向け「なぁ、雨ならゲーセン行かね?」と話しかけているのを聞いて、軽く笑っています。A太郎との仲は良さそうです。

 その後は縦持ちでスマホをかまっており、華恋が「あ、三時!」と言い立ち上がった時はそちらを少し口を開けて見ている姿が映っています。

 

 しかし、コイツがまともな神経をしていそうなシーンはここまでになります。

 直後の華恋がすれ違った女子が卓についたシーンで、なんとコイツ、スマホが横持ちになっています。は?

 まさかこのタイミングでソシャゲの周回でも始めたのでしょうか。それともガルパ(1周年トークショーの監督たちより)でしょうか。音無し勢でしょうか。ソシャゲより音ゲーの方がなおさら性質が悪いです。話しかけても上の空の返事が返ってくるか2分後ぐらいに何の話だった?って聞き返してきます。シンプルに迷惑です。

 A太郎がそれを不思議そうに横目で見ています。当然でしょう。何のために集まっているのでしょうか。修学旅行の予定を立てるためです。なのにスマホを横持ちに変え何らかのゲームを始めるのは、率直に言って人を舐めています。こんな態度を取るやつには今後何も聞かないで話進めても良いぐらいです。修学旅行の計画がぜーんぜん進んでいないのもコイツに責任の一端があることが見て取れます。

 しかしこの程度はまだ序の口です。その後しばらくはゲームに熱中しているのか黙っていますが、華恋ってすごいよね!と言う話の流れの中で、突然

 

「そうかなぁ」

 

と首を突っ込んできます。そのわりにはスマホの画面から目は離していません。会話に参加するなら顔を上げた方が良いのは明らかですが、コイツはそうしません。繰り返しますが、どう考えても人を舐めています。「「「「「?」」」」」という感じの周りの反応も「お前聞いてたのかよ」という戸惑いが入っているように思えます。

 で、そのまま一人語りを始めます。しかも内容が先ほどまでの周囲の盛り上がりに対する逆張りです。なんでもかんでも逆張りするオタクくんの血が流れていることは確定的に明らかと言えるでしょう。

 

「別に、フツーにさ」

「不安とか、なんかあんじゃないの」

「愛城だってさ」

 

 んでもってそのシーンの顔の傾きを見るに、語り続けている間もスマホを見ているようです。おそらく脳直で話しています。人に自分の意見を聞いてもらおうという意思がなく、ただただ持論をぶちまけているだけです。再三言いますが、明らかに人を舐めています。マジでなんなんだコイツ。
 あと愛城華恋さんのことを「愛城」と呼び捨てにしていく馴れ馴れしさも持ち合わせています。
ただのオタクくんなら絶対にできません。インテリエリートのオタクです。十中八九成績がめちゃくちゃ良いです。自分は人より少しだけ達観しており、物事を穿った見方ができると考えています。突然逆張り一人語りを始めるのもそういうことです。

 

 2022/09/09の九九組の日の生放送では佐藤さんが「絶対華恋のこと好き」、生田さんが「華恋のことちょっと好きそうな男子」などと言及していましたが、絶対にそんなことないです。むしろ全然どうでもいいと思っている、いやそれすらないに違いないです。コイツからは自分以外の周り全てをうっすらと舐めている全能感溢れる中学生特有の雰囲気をこれでもかと感じます。

 コイツが語ったことがそのときの愛城華恋さんの状態にたまたま合致していたのは、本当にたまたまです。なぜならコイツは「どれだけ優れているように見える人間でも、悩み苦しみがある」という一般論を宣っているだけだからです。「別に」も「普通に」も「とか」も「なんか」も、全部個人の抱く思いを極限まで一般論に薄めるための言い訳になる修飾です。占いで「あなた悩んでいることがありますね」と言われるのと何ら変わりがありません。もう一度言います。コイツは本質的には愛城華恋さんのことなんて何にも見ていない。ただただ逆張り一般論で気持ちよくなってるだけです。そんなことで愛城華恋さんの悩みを語り、寄り添っているような気持ちになられても困ります。本当に独りよがりです。愛城華恋さんが抱える約束の重さは愛城華恋さんにしかわからないです。理解者面するのはやめていただきたいですね。

 一回目の登場シーンは以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして二回目の登場シーンは、愛城華恋が過去を燃やし尽くす終盤。他の同級生たちと並んで真ん中にいます。

 そして、C太郎(とA子)はこちら側、愛城華恋のいる方をしっかりと見ています。

お前……!
(劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトより/©Project Revue Starlight)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もしかして………………………………………彼、愛城華恋のこと、好きだったのかもしれないな。

 

以上です。